運送業許可申請の要件

自己資金に関する要件

自己資金に関する要件

2026年03月27日 19:09

一般貨物自動車運送事業許可申請

自己資金に関する要件(資金要件)

一般貨物自動車運送事業(緑ナンバー)の許可では、事業を安定的に継続できるだけの自己資金を確保していることが求められます。
審査基準は 国土交通省 が定めています。


■ なぜ自己資金が必要か

運送事業は

  • 車両購入費

  • 人件費

  • 燃料費

  • 保険料

など、開業時に多額の資金が必要です。
そのため「資金不足による安全軽視」を防ぐ目的で、厳格な資金要件が設けられています。


■ 必要となる自己資金の内訳

申請時点で、次の合計額以上の自己資金が必要です。

① 車両関係費

  • 車両購入費(またはリース前払金)

  • 登録費用

  • 自動車取得税等(該当する場合)

② 保険料

  • 自賠責保険

  • 任意保険(対人無制限など)

③ 各種税・登録費用

  • 登録免許税(12万円)

④ 運転資金(概ね6か月分)

  • 人件費

  • 燃料費

  • 修繕費

  • 事務所経費


■ 金額の目安(例)

5台で開業する場合、
おおよそ2,000万円~2,500万円程度が目安になるケースが多いです。
(車両の新車・中古、リース条件で変動)


■ 自己資金の証明方法

✔ 預金残高証明書

  • 申請日以降の日付

  • 原則、申請者名義

✔ 融資証明書

  • 金融機関の正式な融資決定書

  • 「予定」では不可

※見せ金は厳しくチェックされます。


■ 審査で見られるポイント

  • 一時的な借入でないか

  • 資金の出所が明確か

  • 申請後も資金が維持されているか


■ よくある不許可原因

✖ 残高不足
✖ 家族口座の合算
✖ 融資内定のみで証明書なし
✖ 申請後に資金を引き出してしまう


■ 重要ポイントまとめ

✔ 自己資金は「申請時点で確保」
✔ 6か月分の運転資金を忘れない
✔ 融資は正式決定後に申請